こんな人におすすめ

ショートステイは、その名のとおり1週間から2週間程度の短期間の入所なので、他の介護現場のように同じ利用者を長い間介護するという仕事はありません。したがって、ショートステイで働くことが向いている人は、一般的な介護現場で働くことが向いている人と若干異なる部分があるかもしれません。まず、ショートステイに向いている人として挙げられるのは、マンネリを避けたいという人です。利用者は1週間から2週間程度の短期間、長くても1ヶ月程度なので人の入れ替わりが激しく、マンネリ化することはありません。常に新しい刺激を感じられる職場と言えます。

ショートステイは、夜勤の人数を大幅に絞っているケースが多いので、小さい子供がいて夜勤をできるだけ避けたいと言う人や、夜勤で生活リズムが狂うのを避けたいと言う人にも向いています。基本的にショートステイの利用者は、要介護者と言っても状態が安定している人が多いです。普段は家で生活している人、かつすぐに家に戻る人が多いので、必要以上の介入をする必要がありません。そのため、必要最低限の人数で夜勤をまわしているので、夜勤が苦手な人にも合っているのです。また、コミュニケーションを図ることが苦手な人にも向いているかもしれません。一般的に、介護職はコミュニケーションが大変とも言われていますが、ショートステイであれば利用者は短期間で入れ替わります。ショートステイは、コミュニケーションが苦手と感じる人でも取り組みやすい仕事と言えるでしょう。